NokiaのLumia710のお話

わざわざ香港から携帯電話を買ったという話を本日はしたいと思います。

Nokiaという携帯電話メーカーは数年前に日本市場から撤退してしまい、以後日本で端末が展開されることはありませんでした。んでもってNokiaの業績はグローバルに微妙になってきたみたいです。iOSとかAndroidとかの影響だとかそうじゃないとか。そこで困ったNokiaさんは考えました(多分)、Microsoftと組んでWindowsPhone(スマートフォンのOSね)の携帯を出して反転攻勢やぜ!と。そして先日Nokiaから発表された携帯電話はLumia(どっかの国の言葉で雪)というもので、中位機種の710とそれより上の800の2つでした。最近では900とか910とかもっと上位なのの発表があったとかなかったとか(詳細な比較は知りませんが、カタチが違います)。で、Lumia710とLumia800は各国で発表・発売されていきますが、やはりジャパンでは発売されません。で、そういう時、(日本)人はどうするのか、賢明な読者諸氏はお気づきの通り、輸入をするのです。欲しいから。

というわけで「携帯電話 輸入」ってな具合にググると色々なサイトが出てくるんですよ。輸入したやつを売る国内の通販とか、日本語対応してる海外のサイトとか。で、前者はどうしても高くなるんですよ、これは資本主義の道理。後者はというと、日本国外から自ら発送を願い出なければならない不安がどうしてもつきまとうわけです。日本のサービスは日本一と世界的にもよく言われてるとか言われてないとかいいますからね。

んで、今回はexpansysというサイトをチョイスした模様です。これは香港にある携帯電話の通販会社です。他の選択肢には「1shopmobile」「clove」「handtec」ってのがありました。expansysや1shopmobileは日本語サイトもあります。

expansysでは普通の通販をする要領で商品を選択して、お届け先やクレカ番号を打ち込むだけ。輸入?そんな感じは一切ございません。ちなみに今回購入したというLumia710は、大体本体29,000円+送料2,000円でした。関税とかかかるの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。サイトには殆ど書いてませんし、実際ポチった瞬間に「関税が別途必要です」みたいなことを言われて、先に言えやこの島国野郎!と罵りたくなるレベルだそうです。で、到着から2週間経った今でも特に関税請求は来とらんらしいです。まぁ来ても5kかな、とタカをくくっているとかいないとか。

さて、ポチッた商品は1日で発送されました。Fedexにて。そんで2,3日でお手元に着。海外感無し。ただ、Fedexの国内配送が西武運輸に委託されたので再配達依頼が他の大手運送会社よりアレでした。まぁ他が便利すぎるむきもあります。

というわけで無事にLumia710を入手したら次はどうするって設定ですよ。
まず電話帳を移行は、iPhone4からはBluetoothでピピっとやったらパパっと完了。Nokia製のアプリ「電話帳転送」というのがプリインストールなんすわ。セキュリティ?こまけぇこたぁいいんだよ。(ただこの電話帳のアレですがGmailHotmailのContacts(連絡先)とゴチャっとしてしまうので、現在の設定に合わせてやるとよろしいです。)

で、電話がしたいのでiPhone4の中に入ってるマイクロsimカード(通称:黒simっていうみたい)をLumiaの中にin.そしてAPN(アクセスポイント?)の設定をキメればパケホーダイのアレで運用できるとかできないとか。そのアクセスポイントは
APNが smile.world
usernameは dna1trop
PWにいたっては so2t3k3m2a
プロキシとポートなんて空白。ってインターネットに書いてありました。これは「設定→携帯ネットワーク」から設定できます。
あとソフトバンクの留守番電話は「1416」です。そしてi.softbank.jpアドレスもそのまま使えるそうです。これの設定は1人でできました。softbank.ne.jpのソレは使えないみたい。

こうしてメインとして使われるスマートフォンが一台、この世に誕生した。
すっげーヌルヌルサクサク動いて気持ちいいけど、ちょっと気のきかないヤツみたいな感じです。
あと、なんかi.softbankの受信が遅いみたいです。

とまぁ今日のところはこの辺で。上述のとおりに行動して何か起きても俺は知らねーからな。ノークレームノーリターンで無責任やぞ。ともあれ新しいものは良いことです。新しくないものはダメです。面白いものは古くても新しいと言えるもの。

じゃあの。