挑戦(フィクション)

こんな話を聞く夢を見た。

ミッション系の所謂お嬢様学校で帰宅部をキメている私は最近AKB48にとてもはまっている。だって可愛いじゃん。で、ドラッカーの本を買ってきた。マネジメントっていう本。名著。普段はまったく活字を読まない私は紆余曲折を経て読了。というか男子がエロ本を買うかの如く、マネジメント上下巻の間にもしドラという前田さんが出ている映画の原作本を挟んで買っていたので、そっちをちゃっちゃか読んで、読んだ呈にした。
そうなると、俄然行きたくなったのは神戸にあるという野球の殿堂甲子園。行く方法は新幹線とかつまらないオトナみたいなことはいわずに、ちゃんと野球で目指すのは私の流儀。で、昔のアニメでタッチというのは見てたから、私が南ちゃんすれば自動的に達也が甲子園に連れて行ってくれるというストーリーをマネジメントしてみようと思った。
いや、待って。南と達也同じ高校だわwwだめだwwつかそもそもうちの学校ソフトボール部しかないわ...まぁソフトボールでいっかと妥協しようとしたのもつかの間、全国大会が毎年開催地変わってる...
そこで私はドラッカーの言葉をひもとく。

「やってみせ、やらせてみせねば、人はウゴカジ」

というわけで、とりあえず甲子園に行く方法を探すために旅に出たい所だけれども、そんな予算も休みもないのが高校生。安易にググって去年の優勝校興南高校を見つけた。全国4,028校の頂点に立ったということは、強豪中の強豪ということが容易に知れる。つか、この4,028校って野球部ある高校の数なんかしらん?というわけで文部科学省のサイトにアクセス試そうか。全国の高校は、単独学科の高校3,644と複数学科のある高校1,472、つまりだいたい5,000の高等学校が我が国には存在しているわけか。言い換えると、およそ1,000の高校には野球部が無い。まったくあだち充もびっくりである。
さて、そんな訳で私は早速興南高校にダイレクトにアクセス。野球部に合コンの依頼をセンドし、返事を待つ事3分、2つ返事でオーケー。マジちょろい。
で、適当に仲間を見繕い、自分を着飾り、昨年の優勝校に合流。盛り上がる、いい雰囲気になる、二次会でカラオケに行く。そしてタイミングを見計らいキーパーソンとなりそうな人間と2人きりになる、そこは踊り場。

率直に思いを告げる、私を甲子園に連れてってと。沈黙。。。
ここでドラッカーsays「沈黙は金」
こいつ金目当てだ。ヤバい、逃げないとと思ったら彼が微笑んだ「ええよ(ニヤリ)、なんで行きたいのん?」
くっ!こいつマネジメントをスデに読んでイル。「いやー別に理由なんてないんだけどさー」しまった、完全に言わされている。どうすれば、どうすればいいんだ、考えろ。。。
「甲子園を舐めるな!行きたいと言って行ける場所ではない!バットも握ったことのない小娘が!」と言いながらヤツはおもむろにマイバットを取り出し素振りを始めた。速い!

ここから記憶が無い。私が目が覚めた時にはベッドの上。さすが昨年優勝チームと言ったところか。

ここで僕は目を覚ましました。
(この記事はブログペットのバリカタの投稿です)