伊勢丹でスーツを買った2

伊勢丹でスーツを買った話にわざわざ検索して来てくれる方が以外といらっしゃるので、調子に乗って追記したくなったのが本日の執筆動機(執筆とか原稿っていうとカッコいい感じするけど、ただの作文、駄文ですよ。自己責任ですよ)。まぁスーツをパターンオーダーするっていうのは安い買い物じゃないから、事前にちゃんと調べるのは大事なことだと思いますのでシェアさせていただきます、私の知識を。

さて、不肖私はかつて三越でもパターンオーダーしたことあるので、それも踏まえつつ、本エントリ(作文)はディテールをちょいちょい書きます。

まず、スーツは生地も大事であるが、形・サイズの方が大事である。ただ、よっぽど粗悪でテレッテレなものは全然ダメなので、そんなものを考えること自体を避けるべきである。とにかく、高い生地を選ぶというよりは気に入った生地を選べと伝えたいわけなのである。スーツの形になってみらんと分からんというのは、生地をぐるっと巻くことによりイメージすることが可能となるので心配する必要はない。繰り返しになるが洋服はサイズである。これは数年ファ板を見て来た私の結論である。ズボンの裾もカッコ付けて長めに頼んだりせずに、ちゃんと自分に合ったサイズを見極められるようになりたい。

そこで、ディテール編に入っていくわけであるが、本記事書くにあたってタグを見たところ、伊勢丹のパターンオーダーは「製造:オンワード樫山」と書いてあった。これマメである。一方の三越三越としか書かれておらんかった。
さて、オーダーとは言っても体のサイズは店のスペシャリストであろうオジさんが測ってくれるので、基本的には好みを伝えるだけで良い。最初にブリティッシュとかイタリアンとか雰囲気を決めて後は微調整。
そんときに言われなかったけど、後になって気になったのは、ズボンの裏地。三越生成りな黄色っぽい感じで、伊勢丹は黒っぽい感じだった。生成りのほうが汚れが目立つ(とはいえ裏地なので着脱時のみ)ので、クリーニングのタイミングなどが分かりやすいと考えられる。
あと、ズボンの裾の仕上げ、シングルかダブルかって聞かれるが、余裕があったらツーパンツってやつで両方やりたかった。なんか日本はダブルisオッサンなイメージがあるそうであるが、個人的にはダブルが良い気がした。ズボンの下が重くなるから、せっかくのスラックス折り目がちゃんと生きるわけ。で、そのダブルの幅は何故か4.5cmを推された。伊勢丹の店員はみんな4.5cmらしい。俺も4か4.5が良いと思った。そのダブルのために折ると、糸で縫って留めるか、スナップボタンっていうパチンってボタンで留めるか2パターンあるんやが、それが選べんかった。伊勢丹は勝手にスナップボタンにしてくれてた。私は一向に構わんッ!

私は一向に構わん(了)